アトリエさとわ　心のワーク　A Course in Miracles/奇跡のコースの学び　

この仕事をはじめ　様々な本や素晴らしい人々に出会い
答えのようなものをつかみかけたように感じたり
「成功哲学」は刺激的だし
「願望実現」・・願えば叶うの魔法や奇跡を体験したけれど

相変わらず「いいこと」と「悪いこと」を　行き来していました。
「ただいま～」と　また　同じ状況、同じ私に戻ってくる。

いろいろなことが重なり行き詰ったように　感じていた
１年以上前のある日の夕方。
さとわの庭に立っていると　少し強い、けれどやさしく感じる風が
さ～っと　吹き抜けていったとき　ふと
「本当の私は　こんなものではないはずだ」と　はっとしたように感じました。
　本当の私は　「何か」や「状況」に制限され翻弄されるような
存在ではないはず・・・でも、じゃぁ　何？　何だろう？

私は　答えのようなものを知りたいと願い、
けれど　今までのように　いろいろな経験をしながら　少しずつ成長しながら　
人生を永遠に探し続けなければならないのだろうと思っていました。
気が遠くなりますね（笑）　悟るまで答えはお預け？みたいな

そして　私は「コース」に出会いました。　
「A　COURSE　IN　MIRACLES」（ACIM）です。

これは60年代後半に　アメリカ人の大学教授へレンさんが
書き取った聖書のような分厚い本です。
この本を読んだ人たちは　そこに「真実が書かれている」として
長年　世界中で読まれ　多くの人の人生を静かに変えてきました。
（2009年現在は日本語訳未出版）

実はもう10年以上前から　「コース」の存在は知っていました。
でも　昔の私は「コース」が何かよくわかりませんでした。
学んでいる人たちは「コース」「奇跡のコース」と呼んでいます。

コースは　私にとっては　答えを全て、与えてくれました。
ここ1年　日々の中、コースが教えていることを適応し
実践し続けたことによって　心が変化したことによって
外の世界も　変わりました。
これまでの成功哲学やスピリチュアル系の本には書いていない
明らかに違う何かが書いてあるのです。
(私の感想ですよ)

これから書くことは　あくまで　まだ勉強中の私なりの解釈で
「コース」を説明し　私が役立ったように
皆さんが日常で使える方法を　書いていきたいと思います。

はじめは　全て理解しなくてもOKです。
私もそうでしたが　実践すると　わかってきます。
いいえ、わかるというより「思い出して」くる、という感じです。

なぜなら、あなたは　本当は知っているから
あなたは理解できなくても　
本当のあなたはすでに理解しているから大丈夫なんです。

主に、現在の私たちの世界は、対極（二元性）があります。
いい・悪い　/　高い・低い　/　プラスとマイナス　
・・・・これを　「二元論」としてみましょう。
　　　　　　　　　　
コースは　この二元性を超えた一元論を思い出させてくれます。
それは　「何もかけてなく全てである」「愛と平和に満ちている」などと
表現できるかもしれません。　
それは二元性の世界に慣れすぎた私たちには
理解を遥かに超えた言葉ではいい表せないもの、だと思います。

この世界では　どちらかに属さなくてはならないように感じるけれど
本来の私たちは　「いい・悪い」を越えた存在。
越えたところにいたし、　実は今もいるのだけれど　
「分離」という夢をみている、らしいのです。

では　それは　なぜ？　　
そこには例えて言うなら　こんないきさつ？？があったようです。
（本当は「いきさつも」なく　何も起きていないのですが
こう説明すると　わかりやすいので以下、例えとして読んでくださいね）

記憶にないほど遠い昔　私たちの魂は、全体から切り離されて
一人の人間として　生まれたという　夢をみた　瞬間がある。　
（そして　今も夢を見続けている。）

「全体から切り離されてしまった。。
私は欠けている、価値はなく　ただ罪だけがある。」

そして　エゴという幻想を生み出した。
エゴは　不安・怒り・欠乏感などを感じさせ、
それを外の世界に投影し様々な現象を引き起こす。
人によってはお金の問題・人間関係・病気・困難etc。

エゴは言います。　「ほらね？　そんな　安心してちゃ　ダメだ」
「おまえは　まだ　不十分なんだから　幸せになる価値なんてないよ」

しかし　全体から切り離されたように感じ　一人の人間として生きていても
（実際には　切り離されてはいないけれど）
コースがいう　「the　Holy Spirit（聖なるスピリット）は、
あなたの中に　残された。　

訳をすると　「聖霊」ですが　この言葉の響きが宗教ぽく感じるなら
「本来の私」という言葉で　とらえるといいかもしれません。

そう、それは　あなたが　
ずっと探していたかもしれない本来のあなた。
今までも　これからも　そして　
もちろん　今この瞬間も　あなたと共にいます。
それはきっても切り離せない、真実のあなたの姿だから。

私たちは　（エゴに捕らえられている）自分で　どうしたらいいかわからなくても　
the　Holy Spirit　は　すべて　知っています。

エゴを手放して　あなたの夢を　本来のあなたを投影するような
幸せな夢にする方法も、
源の大きな愛を　あなたという人を　通して、
この世界で分かち合う方法も。

なので　まず　
私＝「エゴにとらわれている人格（欠点だらけ～）」としてではなく
私＝the　Holy Spirit、制限のない、「愛」「いのち」と　
とらえてみてください。

私がおすすめするはじめのワークは

「本当の自分を自覚して　エゴという幻想を手放し　
the　Holy Spiritに　委ねる選択をする」こと。

私は　コースを学び始めて、数ヶ月たって　気づいたのですが
「自分の本当の姿を自覚しないで、
外の世界を変えようとしてきたなんて　無理があって当然だぁ」と。

だから　みなさんには　まず自覚をすることをおすすめします。
「本当のあなた」を　「本来のあなた」を。

朝　起きたときと　夜寝る前に　今、私が言っている
日々のアファメーションを紹介します。
これから１週間、もし　興味があれば　こんなことを言ってみてください。

「私は　いのち。　いのちである私は　愛　そのもの。
愛そのものである私は　満たされている」

自分がピンとくる言葉でいいですよ。
（もし不適切な言葉を選んでしまっても
実践していればthe　Holy Spiritが訂正してくれます）

そして　今、気になることを手放してみてください。
（気になっているのは、たいていエゴに捕まっているからなので）、

「心配している（怒っているetc）　〇〇〇さん（←自分の名前）を　
エゴから解放してあげます」

そして　the　Holy Spiritに委ね、尋ねてみてください。

「今日　私に　どんなふうに過ごしてほしいですか？」
「この状況と関わる人たちに　愛をもたらすには　どうしたらいいですか？」
・・・・赦し委ねれば答えは自然に示される（ACIM）

the　Holy Spirit　は　愛とエゴをちゃんと
見分けることができます。
「真実」か「幻想」か　見分け、
あなたに「真実」の方向をやさしく教えてくれます。

それはファンタジーでもなく　
自分とはかけ離れた大天使〇〇でもなく（笑）
ただ、ただ、それは　本来のあなた。

今回は１回目なので　だ～～っと　一気にまとめてみましたが
手放すときになぜ「私」ではなく　「〇〇〇さん」と　名前でいうのか、
また　the　Holy Spiritに委ねて答えをもらうということはどんなことか・・
来週以降、実践方法なども含めて　詳しく説明していきたいと思います。

「問題を解決しよう」「願いをかなえよう」としてきた今までの私は
ここ１年　コースを実践して「実は問題も何もなく」
「願いはすでに叶えられ、用意されていて、私が気づくのを待っていた」
と知りました。

「私の中にすべてがある」　今まで何度も聞いてきたことが
ようやく理解できました。　私は今　こうしたい、こうしよう、と決めたことが
願わなくても　２～３日で自然とそんな展開が起きるようになりました。

「あなたは愛情深い存在になろうとする必要はありません
愛を覆い隠すエゴの雲をとれば　（もともとある）愛は自然と現れる」
（ACIM）

エゴをやさしく手放して行きましょう。
あなたがもともと持っている愛を思い出すために。

これから　私の学びをお話しすることが　
おなじように　誰かの役に立つかもしれません。

興味があれば　来週も読んでみてくださいね。

長っが～～～～い文を読んでくださり
ありがとうございました。


それでは　エゴの声を手放しながら
本来のあなたを思いだすようにこの週末を過ごしてみてくださいね

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