2009年06月19日

№4 the Holy Spirit

愛(the Holy Spirit=本当のあなた)は 
たとえ あなたが忘れてしまっても
永遠にあなたの中にあり続ける。
愛は あなたを強制しないし 戒めもしない。  
愛は あなたに条件をつけない。
愛は あなたに「経験不足だから ちょっとだけしかあげない」
なんて言わない。
愛は あなたの完璧な姿を知っているから 
焦ってあなたを急がせたりはしない。
愛は ただただ愛なのだから あなたを穏やかに見てるだけ。

けれど 
あなたがひとたび 求めれば 愛は必ず 応えてくれる。
あなたがわかる方法で 教えてくれる。
愛をもたらすやり方で 教えてくれる。


ピカピカ   ふたば   ピカピカ   ピカピカ   ふたば   ピカピカ


毎週金曜日にアップする「心のワーク」。
「A Course In Miracles」について私の解釈から書く4回目です。
初めて読むかたは初回からの内容を読んでいただければ
わかりやすいと思いますニコニコ

今回はコースでも大切な the Holy Spirit についてです。

上の文は聖霊を愛という言葉で表現してみました。

Holy = 聖なる Spirit=霊。
日本語にするなら 「聖霊」。

私は子供時代、街に教会があるのが当たり前の
海外の文化の中で暮らしていたので、
「聖霊」というと、なんだかキリスト教用語で、
コースを学び始めた頃は 何だか宗教臭く感じて、
イマイチなじみませんでした。

なので、聖霊という言葉に そんなイメージを持つなら
「本当の私」とか「純粋なスピリット」とか「愛」と 
とらえてもらうと いいかもしれません。

さて・・・
記憶にないほど 遠い昔
私たちは 一人の人間としてまれて来たとき
(実際には今も離れていないけれど)
全体から離れてしまったという夢を見た。
そして 「私は完璧ではない、欠けている」というような
エゴの夢を見始めた・・・
という表現で 説明してきました。

けれど 「あなたの中にthe Holy Spiritは残された」
と コースでは 説明されています。

そう、「聖なるスピリットは 今もあなたの中に在る」
ということなんです。

コースによると、そのthe Holy Spiritとは
「神に代わって話す声」であり「救いへの案内役」

聖霊は あなたのことはよ~~く知っていて、
今、あなたが何に気づけばいいのか
どうすれば 愛のやり方で、事をすすめることができるのか・・も
ちゃんと知っているそうです。

なので、時々聖霊は教えてくれます。
ひらめきを通して、あるいは 出会う人の言葉の中に
あるいは ふと耳にした歌の歌詞を通して・・・かもしれません。

もしそれが聖霊のメッセージなら 穏やかな気分になったり
安心感を感じたり、やる気がでたり。。。

ところが そこでエゴが「でもさぁ!」と 
話しかけてくるかもしれません。
「でもさぁ~、そんなの甘いよ。」
そこであなたはエゴの声を受け入れて
「そうだよね、こんなこと思ってる場合じゃないよね・・」と
ついついクセでエゴの声を選んでしまうかも。。
(私は今でも、時々そうです・・気づいて修正するのは早くなりましたが☆)

すると聖霊は、ただただ愛なので、
「そんなことないよ、ほら、私の声を選びなさい」なんて
強制はせず、あなたの自由意志を尊重して
ただ「ああ、そうなのね。でも神の子で完璧なのだから」とか
「今は気づかなくても最後は必ず気づくから」と理解しているので
一歩さがって愛であなたを見ているだけのようです。

でも もしもあなたが「教えてほしい」と依頼をすれば
愛である聖霊は 惜しみなく教えてくれます。

聖霊は申し分のない教師である。
聖霊は、あなたの心がすでに理解していることだけを使って教えてくれる。

(文の一部略)A Course In Miracles

そうなんです、聖霊はあなたがわかるやり方で
なおかつ 愛をもたらす方法を教えてくれます。

「ゆるすこと(エゴから解放すると決めること)」
「聖霊に委ねること」 これがコースの中で大切な2つのこと。


ところが、コースを学び始めた頃、私はちゃんと理解していなかったので
「委ねるなんてヤダ~」と 一週間くらいジタバタ抵抗していました汗


それまでの私は どちらかというと、天使にお願いピカピカ、というより
成功哲学系グーだったので(笑)ニコニコ汗


「委ねるなんて、責任放棄みたいだし、
自分で努力してこそ 成長できるのだもの、
聖霊なんかに 委ねちゃダメでしょ」って思っていました☆

でも、コースを先に学んでいる人に
「なんで成長しなきゃいけないの?」と聞かれました。
それは同時に、「まだ未熟な自分」が「成長してもっといい人になる」
という、「いい・悪い」で分けた、二元論の考えだと指摘されました。

コースは一元論です。

すっかり忘れていても「あなたはすでに完璧」。。。

何度も書いている私の好きな言葉はこれを説明しています。
「あなたは愛情深い人になろうとする必要はありません。
愛を覆い隠すエゴの雲をとれば、(もともとある)
愛は自然と現れるのだから」

私は成長する必要はないのです。。。
ただ、思い出せばいいだけ。 エゴの雲をとりはらえば
「完璧な私」が「すでにいる」のです。すべての人と同じようにピカピカ


それに、カン違いしないようにしたいのは、
そのthe Holy Spiritは 自分とは かけ離れた
誰か他の素晴らしい「大天使○○」という存在ではなく
「本来のあなたの姿ですよ」、ということなんです。

聖霊に委ねるということは
本当の自分に委ねること。
聖霊の声を聞くことは
本当の自分の声を聞くこと。
赦し委ねることで 私たちは どんどん
エゴという幻想を手放し、本来の姿に戻っていくピカピカ。。


・・・・私はコースを学び始めて3ヶ月ほどしたとき、
漠然とそうなんだろうと思っていたけれど、あるきっかけで
「え~~~~~っ!・・・ってことは 
最後はみんな 聖霊レベルになっちゃうの?
聖霊そのものになっちゃうの? 
この私も? うわぉ!」と 超びっくりしました☆
なっちゃう、というより「もとに戻る」・・ってことですね。


本来の自分、聖霊に委ねる。 
でもね、いつでも委ねてな~んにもしないでいい、
というわけではないですよ。
私の経験では、
ピンときたら 動けばいいのです。
導きを感じたら、行動してみればいいのです。
私の場合、行動するときに 
「これって本当に聖霊の導き?」と
疑いや疑問がでたら、そこでも「赦し・委ねる」をしていました。

「これって導きかな・・と疑問に感じている
幸枝さんをエゴから解放します。
あとはすべて聖霊に委ねます。
私にわかるやり方で教えてください。
私に何に気づいて欲しいですか?」などなど。

すると必ず、私にわかることが起きてきました。

何度か練習をすると はっきりとわかっています。
エゴのプログラムは恐れに満ちている。
聖霊のプログラムは愛に満ちている。。
と。

今回 私がおすすめするワークは
「聖霊を選ぼうピカピカ」ということ。


日々、聖霊を選んでみてください。
私は 何をどうしていいかわからないときは
ただこの「聖霊を選ぼう」という言葉を言っていました。

「私は 今日、聖霊を選ぼう」
「この件について 私は聖霊のやり方を選ぼう」
「聖霊と共に 働こう」などなど。

エゴといるのに慣れてきた、人間としての私には限界があります。
そう、私、「ゆきえさん」の考えること、思いつくことは
たかが知れてるのですニコニコ汗

けれど聖霊は知っています。 
この状況に愛をもたらすやり方を。
私にわかるように 教える方法を。

私は この1年数ヶ月、エゴを取り払いながら 
聖霊を選び続けることで 導きがおきましたおすまし 。

以下 A Course In Miraclesよりピカピカ
 

聖霊の声は傲慢にはなれないので 命令することはない。
支配しようとはしないのだから 要求することもない。

攻撃などしないので、圧倒して負かすこともない。
それはただ 気づかせようとするだけだ。

その声はあなたの心に別の方法を思い出させ、
あなたが自分で混乱を生み出したとしても、
そのさなかでさえ 穏やかさを保っている。
神に代わって話す御声はいつも穏やかだ、
その声は 平安について話すのだから。

聖霊は あなたが選ぶために、その案内役となってくれる。
聖霊は 神に代 わって話すので
いつも正しい選択を支持して話す。
聖霊は あなたの中に残っている神との意思の疎通であり、
あなたはそれを遮れるが、壊すことはできない。


私は 実践を続けていく中で、次第にエゴの声が小さくなり
聖霊の声が確かになっていくのを感じましたおすまし
でも 私の場合は、音声での「声」が聞こえるわけではありません。
それは 例えて言うなら、私にわかる導きなんです。

私はある日、聖霊を感じ、こう思いました。

もう 私は どこかの誰かに 聞かなくてもいい。
何かを探しに 出かけなくていい。
最高の導き手は ずっと 私の中にいた。。。
今も 私と共にいるピカピカ。。


絶対的な揺るぎない愛が 穏やかにそこに確かにある。。
それは 涙が湧き上がるほどの喜びと感動でした。

日々の中で あなたの中にいる本当のあなたを
the Holy Spiritを 選んでみてくださいね。

それでは the Holy Spirit と共に週末をお過ごしくださいおすまし 。

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Posted by アトリエさとわ at 00:00